お盆を過ぎても続く連日の猛暑。少しでも涼を感じたいと近くまでいける滝をめぐります。リポーターは北陸を拠点に活動するアイドルグループ、「ほくりくアイドル部」の加藤千夏さん高校1年生です。目的地は、石川県金沢市から車でおよそ2時間。奥能登輪島市。涼を間近で感じられる3つの滝です。
まずは海沿いの大沢地区へ。案内してくれるのは、地元の輪島あかり人車田米雄さん85歳。目指す滝は近くの駐車場から遊歩道を歩いておよそ5分です。
加藤千夏さん
「わあーこれが桶滝(おけだき)ですかどうしてこの滝を桶滝というんですか?」
車田米雄さん
「岩を見てもらうと分かるように、岩が何百年、何千年の間に穴が空いてちょうど桶の底のように見えるでしょ。桶の底が抜けて水が落ちてくるように見えるから桶滝と」
加藤さん
「穴から滝が流れてくるって、すごく特徴的で珍しいですよね」岩場にぽっかり空いた穴は直径およそ120センチ。長い年月で水が岩を侵食し、現在の形になったそうです。夏場は滝の水も少なめですが、毎年9月から水量が増え、豪快な流れが楽しめるそうです。次の滝は輪島市西二又町、男女滝(なめたき)です。
加藤さん
「天然の滑り台みたいですね」
車田さん
「子どもの頃はねあそこで良く滑った。気持ちよくスーッと滑る」
今から42年前、MROに残る映像にはかつて男女滝の隣にあった西二又小学校の子どもたちが滝滑りを楽しんでいる様子が残っていました。さて男女滝は由来通り2本に分かれていますが。
加藤さん
「どちらかが男で、どちらかが女の子ということですか?」
車田さん
「そうじゃないんです。これは2本とも女の滝。男の滝はここからは見えないんです」
上からは見えない男滝を滝の近くまで歩いて探してみることに。すると上からは見えなかった男滝が女滝に寄り添うように流れていました。
加藤さん
「あっ、あれが上から見えなかった男滝ですね。男滝の方が女滝と比べて小さいんですね」
本流(女滝)と支流(男滝)、2本の滝が夫婦のように寄り添って流れる「男女滝」夏だけでなく桜や紅葉の時期も見ごたえがあるそうです。加藤さん、滝のすぐそばで涼を感じることができました。 奥能登輪島の滝巡り。最後は曽々木海岸の人気スポット「垂水の滝(たるみのたき)」
輪島あかり人今寺四郎さん
「この滝は昔、海水浴した人があそこでシャワー浴びてたんです。天然のシャワー」加藤さん
「すごい!山と海が直接滝で一本の線で流れているのは珍しい滝ですよね」
「垂水の滝」は、山から直接海に流れ落ちる、落差35メートルの滝で、輪島を代表する景勝地のひとつです。波の花が立つ強い波があるときに、水流が海風で巻きあげられて、下から上へ上がっていくという「逆さ滝」の現象もみられます。
輪島の滝めぐりで涼を感じた加藤さん。仕上げに涼しさを食べて感じたい!と地元のお菓子屋さんでくずを使ったアイスをほおばりました。加藤さん
「それぞれの滝に特徴があって自然の水のパワーをたくさん感じました。是非輪島市へ来てください」
詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mro/677448
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