【魚のきほん】鮎の串打ち のぼり串編

【魚のきほん】鮎の串打ち のぼり串編

鮎といえば夏のお魚のイメージがありますが、秋になると「落ちアユ」という、お腹に卵を抱えた子持ち鮎が登場します。

夏の鮎が若々しい味わいなら、秋の鮎は熟したオトナの味わい( *´艸`)
身が締まって成熟したうまみがあり、夏の鮎にはない美味しさがあります。

いい鮎を見分けるポイントは、ズバリ「ぬめり」!
鮎はぬめりが強いほど新鮮な証!膜ができるくらいヌメヌメしたやつを選びましょうヽ(* ´ ∇`)ノ

卵をたっぷり抱えたむちむちぬるぬるした鮎を見つけたら、ぜひ串打ちして塩焼きに(^_−)−☆
キャンプやBBQ、炉辺焼きなどでよく見かける焼き方ですが、ご家庭の魚焼きグリルでも可能です。
魚が川を泳ぐ姿に見立てて行う串打ちは、尾をピンと立てると躍動感が生まれますよ。

今回は、初めてでも簡単にできる「のぼり串」という打ち方をご紹介しています。

<鮎の串打ち のぼり串>
[下処理]
・塩をたっぷり手に取り、鮎の表面をしごいて汚れやぬめりをとる。お腹を押してフンがあれば出し、水洗いしてしっかり水気をとる。
・魚焼きグリルはあらかじめ温めておく。

1. 鮎を右に頭が来るようにして持ち、串を口から挿し入れる。エラから串先を出し、そのまま1〜2cm先の身にすっと刺す。
2. 鮎を「く」の字のようにくねらせて持ち、中骨を縫うように串を刺す。尾を上げるように持って串先を出す。
3. 鮎の両面に軽く塩をふり、ヒレや尾の部分には焦げないように化粧塩をする。
4. 魚焼きグリルで両面がこんがり色づくまで焼く。
※串は竹串でもいいですが、金串を使うと、串の熱で中までほっくりと焼きあがります。

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