八代地方の春の風物詩、稚鮎のすくい上げが行われています。
八代市の球磨川漁協は、川の上流にダムや堰があり、海で成長した稚鮎が川を上ることが難しいことから、河口近くの球磨川堰でいったんすくい上げ、毎年、上流に放流しています。
この日は漁協の組合員たちが、体長およそ6センチ、重さ3グラムほどの稚鮎を網ですくいあげ、水槽を乗せたトラックに積み込んでいました。
昨シーズンは目標を下回り、不調だった稚鮎すくい。今年は連日たくさんの稚鮎が
川をのぼっているということで、この日だけでおよそ12万匹をすくい上げ、人吉市と相良村に放流しました。
作業は5月中旬ごろまで続き、およそ250万匹の稚鮎を放流する予定です。
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