情熱大陸に、農林水産大臣賞を受賞した、チーズ職人こと柴田千代さんが出演されます。
「チーズを日本の文化に！」をもっとうに自分独自のチーズ作りをしてきたそうです。
さて、彼女がどんなきっかけでチーズ作りに目覚めたか？信念とはなにか？オススメのチーズは？
柴田千代さんとは？
出典：柴田千代
名前：柴田千代（しばた ちよ）
１９８０年 千葉県生まれ 現在３８歳
学歴：東京農業大学卒
職業：チーズ職人 「チーズ工房【千】sen 」オーナー
チーズ職人になったきっかけ
父が、エアフランス航空の整備士だった事もあり、父に連れられて小学５年生の時に、初の渡仏。
父の夏休みが一ヶ月あったことからフランスでアパートを借りて、そこで色んなチーズと出会ったみたいです。
チーズの可能性を広げるため、「よし！チーズをもっと勉強しよう！！」と北海道に乳製品加工実習場を持っていた東京農業大学に進学する。
大学卒業後は北海道とフランスで修行。
独自のクラフトチーズを開発するために、毎日努力を重ねて、現在に至る。
スポンサーリンク
卒業後の苦労・・・
その当時は、白衣を着た研究者に憧れていて、大学卒業後には北海道の乳製品大企業に就職を希望していたが、大学在学中にその会社が事件を起こし、いくつかの工場が閉鎖に追い込まれ、テレビのニュースで解雇された従業員の生の声が流されて、人に頼らずに自分で生きていこう！！と決心して、チーズ職人をめざしたようです。
しかし、なかなか就職口が見つからず、色んな企業さんや個人経営の工房を見て回りましたが、個人工房さんはなかなかシロートさんを雇う余裕がなかったらしく、やっと見つけたのが
「食事付きの寮住まい、試用期間３ヶ月間は給料なし！その後は月３万円で朝５時に出勤して帰りは21時になるのは当たり前で休日は月３日という、なかなか考えられない程の厳しい環境でチーズの勉強をしたようです。
出典：工房内の柴田千代さん
（なるほど、この笑顔を作り出せるのは芯（心）が、本当に強い人だからかな？と個人的に納得してます。一つのことを目指している人は、笑顔も生き方も人柄も素敵なんですね。）
２年半そこでの修行を終えて、北海道でアルバイトしながら資金を貯めて、２７歳のときにワーキングホリデービザで再びフランスへ渡仏して、４軒の酪農家さんのところで、乳搾りやチーズ作りなどを経験しつつ、スペイン、イタリア、ドイツ、ベルギーなどヨーロッパの国チーズの食べ歩きをして知識も増やしたようだ。
今の工房との出会い
開業資金3000万がいったそうだ、できるだけ初期投資を抑えたかったために、南房総の酪農家さんの近くの空き家に住めば、仕入れ価格もやすくすむ！新しく工房を建てるより、空き家なら賃貸でも安くすみだろう！と考え1年で40軒ちかく見て回ったが条件に合う物件が見つからない。
そしてついに、千葉県夷隅大多喜町にある牧場の夫婦が古い実家の借り手を探している情報が耳に入って、その夫婦と色んな話をしたそうだ。
築100年を超える古民家と農機具をおいてある長屋を月数万円で借りれることとなったようです。
生活するために、その当時微生物研究所で働いていたこともから、チーズ作りをしながら、研究所へ40分のドライブをしながら通勤していたようです。
今の月1のお店の営業も、この生活スタイルがベースにあったみたいですね。
出典：チーズ工房【千】sen
チーズ工房【千】senの営業時間
〒298-0231
千葉県夷隅郡大多喜町馬場内178
毎月第一日曜日の11時～17時まで。
これは2014年オープン以来変わってないようです。
しかし、がっかりすることなかれ！彼女の作ったチーズが食べられるお店。
遠方でなかなか行けない人ように、通販もあるようです。
冒頭でリンクを貼っていますので、公式ホームページで確認してください。
スポンサーリンク
食べられるお店
（東京都）
●恵比寿 セルサルサーレ
●錦糸町 BeerichYEAST
●池袋 CHOUETTE rouge
●四谷 Gallo
（千葉県＆静岡県）
●旭 Kitchen tsunagu
●大多喜 蔵精
●佐原 香蕎庵
●鴨川 cafe lamp
●大多喜 手打蕎麦 ゆい
●千葉 Bistoro Recolte
●静岡 Salon de Bar 方美
最後に彼女が作った素晴らしい作品を紹介したいと思います。
出典：モッツァレラチーズ
出典：お家でモッツァレラチーズ
出典：「和」フレッシュ
出典：「竹炭」たけすみJapan Cheese Award 2016 銀賞
出典：チーズのオイル漬けJapan Cheese Award 2016 銅賞
出典：デザートチーズ「結び」
どれを見ても美味しそうですが、個人的にはとってもお酒に合いそうな竹炭を日本酒で食べてみたいです。
彼女のこれからの夢、展望、新しい商品開発。色々な事が聞けたら自分の人生観の何かの刺激になればいいと書いてみました。 さーどうでしょうか？期待して番組をみてください。