エギングで使うエギの種類と使い分け

エギングで使用するルアーはエギと呼ばれるもので、種類がたくさんあります。
一体何を使えばいいの?と初心者は迷ってしまいます。
そこでエギの種類や使い分けを分かりやすく解説しましょう。



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エギの種類を知ろう

エギにはサイズの違いの種類と、エギの重さの違いの種類があります。
サイズは号数で表示されていますが、号数が大きければ重いというものでもありません。
その違いを解説します。

エギの号数

エギの号数は1=1寸で表されています。
1寸は3.03cmですから3号は9.09cmになります。
一般的に使われるのは3号と3.5号です。
秋の子イカには2.5号とかを使います。
エギが大きくなれば自重も重くなり、オカッパリ(陸)からの釣りには飛距離が稼げ広範囲を探れます。
小さくなれば当然のように飛距離は出ません。
一般的には春は3.5号、秋は3号と思っておけば間違いありません。

エギのタイプ

エギには3つのタイプがあります。
シャローと呼ばれる浅場専用の沈下速度の遅いもの。
ディープと呼ばれる深場専用の沈下速度の速いもの。
そして何も記載のないエギはベーシックタイプで、万能型です。
初めてのエギはベーシックタイプが使いやすくお勧めです。

エギの重さ

エギの重さはタイプとリンクしています。
一般的に使用頻度の高い3号の平均重量は15グラム、3.5号は20グラムです。
つまりこの平均より重いエギはディープタイプで、軽いエギはシャロータイプだという事です。
意外と知らないのがこの法則です。

エギの沈下速度

エギの沈む速度の平均は3号で1mあたり3.5秒から4秒、3.5号で3秒から3.5秒です。
ディープタイプは各1秒以上早くなり、シャロータイプでは1秒以上遅くなります。
一般的に7mの水深では3.5号のエギですと着底するまで23秒前後かかるわけです。

デフレエギについて

エギの100均の時代です。
安いエギは108円から200円くらいまでと沢山出ています。
釣れないのか?言われると釣れます。
何が違うのかというと、同じ号数でも、バランスが悪く飛ばなかったり、沈みが悪かったり、逆に一気に沈んだりします。
またエギを巻いている布が一回の使用で剥がれたり、カンナが曲がったりします。
つまりそれなりの作りなのです。
でも根掛かりのリスクの多い場所などでは、ロスしても安いので力を発揮します。
持っていて損はないのがデフレエギですね。

エギのカラー

エギは各メーカーからびっくりするほどの種類がでています。
初心者は迷って当然です。
エギのカラーはそれぞれエビや小魚などの色に似せています。
色々な説はありますが、迷ったら一番多いカラーを選びましょう。
オレンジやレッド系です。
つまり多くの人が買っているから数が多いわけです。
多くの人が買うという事は、一番釣れるカラーともいえます。

エギの使い分け方

エギのサイズと重さが理解できたと思います。
ここではタイプ別にどんなフィールドが向いているか解説しましょう。

シャロータイプ

水深1m~5m位の浅いポイントで使います。
沈下速度が遅い為、浅くてもアオリイカに存在を知らせることが出来ます。
水深が1mでも着底まで5秒近くかかります。
海底の見渡せるような場所で使ってください。
欠点としては風の強い日は、ラインが強風であおられ沈まないことがありますので、浅いからシャローという固定観念を持つのはやめましょう。

ディープタイプ

水深10m以上の深場で使用します。
沈みが早いので釣りの手返しが早くなります。
ディープの場合、着底後のシャクリの回数を4回5回と増やしてより中層まで、エギをシャクリあげるという事をして、アオリイカにエギの存在を知らせる時間を長くさせる必要があります。
浅場で使用すると、すぐ着底するので釣果が望めません。

ベーシックタイプ

初心者にはお勧めです。
5m位から10m位の一般的に狙う水深で活躍します。
極端に浅い場所は無理ですが、シャローからディープまで使える万能タイプです。
エギに慣れるまではまずベーシックタイプがおすすめです。

夜狙うとき

夜釣りは夜光カラーを使うのがコツです。
ケイムラと表記されているのがそれです。
月の光や、街灯の光に反射してエギが光ります、イカは夜は光に集まるという言うくらいです。
エギも光る方がいいに決まっています。

釣果を上げるためのエギの改造

市販のエギをチューンしてより釣果をあげようというものです。
入門者がいきなり改造?というのは考え物ですが、いくつかの方法を説明していきます。
慣れてくると理解できます。

アワビシール

一番多いのがアワビシールです。
ボディにアワビシルールを張るだけです。
背中やお腹に切って張ります。
海中でキラキラさせるだけですが、アオリイカへのアピール度は数段上がります。

シンカー(オモリ)を付ける

潮流の速い場所や、15m以上の深場で早く沈めたい時などに使います。
エギを接続するスナップにナス型オモリの1~3号を付ける方法、エギの頭にはめ込むタイプ、糸オモリを使ってエギに巻き付ける方法など色々あります。
ただシャクった時に、本来のエギのアクションが出ないという欠点があります。
更に一気に落ちる為、テンションをかけながら落ちるスピードを調整するというテクニックもいります。

根掛かり対策

根掛かり防止対策でカンナの着底部分のハリを3~5本カットする方法があります。
根掛かりが激減する代わりに、アオリイカが抱いた時、カットしたハリのせいで抜けてしまうというリスクもあります。

まとめ

エギひとつでもこんなに種類やタイプがあることがお分かりいただけたと思います。
始めの一歩はベージックタイプのベーシックカラーから攻めましょう。
釣行をかさね、アオリイカをものにできだすと、自分のパターンがわかりはじめます。
そこから自分のスタイルを決めて行きましょう。



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