エギングで釣れるものとおいしい食べ方

エギングで釣れるものはアオリイカだけではありません。
コウイカやタコなど、食べておいしいものばかりです。
そんなアオリイカの外道として釣れるものとアオリイカを含めたおいしい食べ方などを紹介しましょう。



スポンサードリンク

エギングで釣れるものたち

エギングで一般的に釣れるモノは数種類あります。
アオリイカも含めた外道達を紹介します。

アオリイカ

本命はアオリイカです。
主に釣れるのはシロイカ系とアカイカ系です。
シロイカ系はふっくらとした胴で色は白っぽい茶色系です。
釣った時真っ黒いアオリイカもいますが、これはシロイカ系が興奮したりなどして変色しているだけで、静まると同じ色になります。
アカイカ系はレッドモンスターと言われる種類で、黒潮の影響を受ける外洋に多く、オスは5キロ以上にもなるという巨大イカです。
動が長めで、濃い茶色なので見分けは付きます。

コウイカ

良く釣れるのがコウイカです、着底後にシャクると重みがあり、生命反応がある場合はまずコウイカです。
コウイカにも種類が3つあります。
一般的に多いのはハリイカで、胴の先にハリがあります。
次に多いのが紋甲イカです。
唇のような模様が特徴で1キロ以上の大型が釣れます。
味がいいのでアオリイカよりもむき身の市場評価は高いです。
最後はシリヤケイカです。
胴に斑点が沢山あり味は一番落ちるとされますが、普通においしいイカです。

タコ

春から初夏にかけ、着底後にシャクると重みがあり、かすかな生命反応を感じたらまずタコです。
釣れるタコはほとんどマダコで、大型になるほど、穴に潜られやすいので、最初はひたすらあおって巻きましょう。
ほとんど200g~300gサイズですが2キロ以上も釣れます。
小型はタコ飯、大型は塩で足をもみ洗いして、塩ゆでするとスーパーで売られているゆで蛸と同じに仕上がります。

魚類

エギには青物のカンパチや、ハタ類の魚が食らいつく場合があります。
エギングの仕掛けでは良型は取りこむのは難しいですが、取り込みが成功すると高級魚ですのでおいしくいただけます。

イカ類の処理方法

エギングは身軽な釣りをするため、クーラーボックスを車に置いたまま釣りをする場合が多いです。
しかし、イカ類の内臓は弱く、常温での放置時間が長いと思わぬ失敗をしてしまう場合があります。
そこでイカ類のおいしい処理方法を説明します。

活かしておく方法

釣ったイカを活かしておけば鮮度は一番です。
方法はスカリが手っ取り早い方法です。
必ずフロート付きのスカリで円形のものにしましょう。
またバッカンタイプのスカリもあるのでこちらもお勧めです。
もう一つは活かしバッカンです。
密封タイプのバッカンにブクブクと言われるポンプを付けて活かすものです。
ここでの注意点は、玉網等にイカを入れて海水につけて墨を吐かすことです。
見分け方は、陸に上げてブシューと水を吐いたらOKです。
気温の高い時は、水の入れ替えもお忘れなく。

〆る方法

イカは他の魚同様〆ることで、高鮮度のまま保管できます。
イカの目の付近を2か所刺せばOKですが、詳しくは動画サイトなどに数多くアップされているので参考にすればいいと思います。
〆た後は必ずビニール袋に入れクーラーに入れましょう。

こだわらない方法

釣ったイカをビニール袋に入れ、クーラーに入れる方法です。
死んだ後、墨が流れるので、必ず袋に入れましょう。

釣り場でさばく方法

釣り場でイカを開いて、甲羅をとり、内臓を抜いて海水で洗ってビニール袋に入れクーラーにしまいます。
家のシンクが墨で汚れず、帰って簡単に料理が出来るという究極の方法です。

イカ類のおいしい食べ方

釣ったばかりのイカ、活かして持ち帰ったイカはさぞかしおいしいだろうと思いがちですが、アオリイカ、コウイカともそうではありません。
ここではおいしい食べ方を詳しく解説しましょう。

刺身

吸盤が吸い付くくらいのいい鮮度のイカは刺身で抜群か?と言われると、実際は硬くて噛み切れずおいしくありません。
特に肉厚の紋甲イカはとても食べれません。
釣りたてでおいしいのは、アオリイカ、コウイカとも300gくらいまでの小型です。
小型と言えども薄くそぎ切りしないとおいしくありません。
ではおいしい方法はというと、イカをさばいて1日~2日冷蔵庫で寝かすことです。
これによって身が柔らかくなり甘さが出ます。
つまりイカ類を釣った日に刺身で食べようと思ったら、釣った時に釣り場でさばくのが一番という事になります。
活かして持ち帰ると最低でも翌日食べることになります。
またさばいで一旦冷凍庫で凍結すると、柔らかく甘くなります。

焼き物炒め物

こちらは、アオリイカの場合はエンペラと下足、コウイカは下足を使います。
刺身同様、釣りたては硬く、食べるのに苦労します。
1~2日寝かす方が柔らかくなります。
またアオリイカよりもコウイカの方が柔らかいのが特徴です。

煮物

100gクラスの小型は、甲羅と内臓、目玉、クチバシを取り除き、醤油とみりんで甘辛く煮込むと柔らかくておいしくいただけます。

まとめ

エギングで釣れる魚とイカのおいしい食べ方はいかがでしたか。
エギングで釣れる魚は高級魚ばかりです。
アオリイカ一筋狙いもいいですが、アオリイカが釣れない時は、コウイカやタコでもという気持ちを持つのもいいものです。
釣っても食べてもおいしいイカを狙ってみませんか。



スポンサードリンク



スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする